文京区青少年委員会50周年記念事業 第42回中学生サミット連絡会

7月4日(土)に文京区立文林中学校体育館に於いて、第42回中学生サミット連絡会が開催されました。10校の区立中学校生徒会役員が一堂に会し、会場校の文林中学校生のコーディネートのもと、次のテーマで活発な意見交換が行われました。

1 生徒会活動でうまくいっていること・困っていること
2 ①2020年オリンピック・パラリンピックまで、文京区にもっと観光客を呼ぶための町おこしは何をすれば良いか
②そのために、今私たち中学生ができること

保護者や先生など学校関係者だけでなく、地域の方・国会議員の方・区議会議員の方も見学に来ていただき、総勢119名の参加者の中、開催されました。
各校の発表・質疑応答だけでなく、アドバイスをしあう場面もありました。また、後半は3グループに分かれテーマ別に討論、発表をするなど、学校の垣根を越えての共同作業もあり、例年以上に交流が深まったようです。

【主な意見】
◆テーマ1について
挨拶運動、ペットボトルキャップ回収、募金活動、生徒会新聞、意見箱などの活動に関しての発表・工夫点だけでなく、悩みについても相談し合いました。

◆テーマ2①について
ゆるくないキャラ、ポスター・パンフレット作り、スタンプラリー、クリーンウォークへの参加、治安活動などの発表がありました。
◆ テーマ2-②については、
良い中学生であることが治安活動に繋がる。語学力を身に着けコミュニケーション力を高める。日本の文化・文京区を良く知る。ミニオリンピックなどを開催し参加していくなどの発表がありました。

最後に会場校・文林中学校の本郷校長より「自分たちの生徒会活動に自信を持ってほしいし、他校の活動でいいなと思った活動は是非自校の活動に役立ててほしい。各校の生徒会新聞を回してみるのもよい。皆さんのやわらかい頭でいろんなことを考えてほしい。また、オリンピック・パラリンピックに向けて「日本が好き・東京が好き・文京区が好き」という気持ちを元に、自分たちのできることを精いっぱい、おもてなしの心を持って接すれば、外国人の方々にも必ず通ずる。今日話し合ったことを学校生活にも是非役立ててください」というお言葉をいただきました。

この中学生サミット連絡会は、小・中学校PTA連合会と青少年委員が合同で「中学生対象の事業を行おう」と始められた事業で、教育委員会より委託を受け、青少年委員会が主催していますが、現在は会場校の生徒会が、話し合いのテーマを決めるなど、イベントの企画から運営までを行う形式を取り、青少年委員会は全面的にバックアップしております。各校の特色や独自の取り組みに関する情報交換を行い、各生徒会の活動を活性化させ、区立中学校の生徒の親睦を図ることを目的としています。

次回の中学生サミット連絡会は12月5日(土)を予定しています。